当社の社員が台湾から来日した学生の通訳を務めました。

7月18日、19日の両日、当社「さくらが丘」に勤務する今田秀花さんが、台湾から来日した学生の通訳として、18日(夜勤明け)の夜は、「桜江ライオンズクラブ」での歓迎懇親会、19日(休日)の午前10時30分からは「さくらえ保育園」そして午後1時30分から「ポリテクカレッジ島根」に同行し、通訳をしました。(23日には江津市へ訪問する予定になっています。)
この度来日したのは、台湾の「徐 皓哲」(HSU HAO-CHE)さん、17歳。ライオンズクラブが取り組んでいる「夏季YCE来日生」として、7月17日から8月6日までの間、ライオンズクラブの会員宅にホームステイをしながら、日本の文化や島根の現状などを勉強するとのことです。

今回、通訳を務めた今田さんは来日して20年近くなりますが、(当然)得意な中国語に笑顔と身振りを加え、徐さんの話をわかり易く伝えてくれました。特にさくらえ保育園では、子どもたちから中国に関する素朴な疑問や興味のあることを聞かれ、少し困惑する場面もありましたが、双方の言葉を、たとえ話を交えながら楽しい会話の交歓に一役買ってくれました。

 

 

 

 


※さくらえ保育園での詳しい様子はここをクリックしてご覧ください。

http://sunlife-honobono.com/archives/24888

また、午後1時半にポリテクカレッジ島根へ伺い、能力開発部の宇佐美部長に出迎えていただいた上、応接室では紀校長より、学校の特徴はもとより、この地域の美味しいものや産業の状況など大変興味深いお話を徐さんに伝わるよう通訳していました。その後、宇佐美部長に校舎内をご案内いただき、各教室において勉強や実習をしている学生の様子や展示されている構造物の概要など具体的に伝えているのが印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、通訳という大役を終えた今田さんに感想を聞くと、「はじめ通訳の件を依頼されたとき、若い『徐さん』の話を日本の皆さんにうまく伝えられるかどうか、また日本の皆さんの説明などを『徐さん』に正確に伝えられるかどうか・・・少し不安がありましたが、たぶん、概ね?(微笑)間違いなく伝えられたのではないかな~と思います(笑)。今回のことが、今後少しでも台湾と江津の友好の架け橋の一つにでもなれば嬉しいです」と、大役を果たしたこともあってか、少し安堵した表情を見せてくれました。

このたび、当社の社員が、夜勤明けの日や休日での対応でも快く協力してくれたことを有り難く思うとともに、こうした地味なお手伝いではありますが、桜江と台湾の繋がりの一助になることで、陰ながらででも、ここ江津・桜江に身を置く企業として、少しは貢献をさせていただけたのではないかと(手前味噌的にはなりますが)しみじみ感じています。

※YCEとは(ユースキャンプ及び交換プログラム)
ユースキャンプ及び交換プログラム(YCE)は、世界市民という理想を活性化するもので、毎年、何千人もの青少年が他国の文化圏での生活を体験し、ホームステイ等を通じて世界を新たな形で理解するための機会を提供しています。参加者はこの機会を利用して、母国の代表として自国の文化を伝達する一方、新しい文化を学んで受け入れることが奨励されます。これにより、平和と国際理解のための青少年大使になるための道を切り開く取り組みとして位置付けられています。