さくらえ保育園で令和元年度「防災・防犯研修会(第1回目)」を開催しました

当社は、6月17日(月)さくらえ保育園において、令和元年度第1回目の防災・防犯研修会を開催いたしました。

今回は、山口県防府市を拠点に活動されておられる特定非営利活動法人ぼうぼうネットの理事/事務局長の山﨑隆弘さんを講師に迎え、昨年の7月当地域を襲った豪雨災害を教訓に、今後予測される災害に対する危機管理対応ほかについて学びました。

冒頭 山﨑氏より、今月16日、大阪府吹田市で起こった拳銃強奪事件や、先月(5月)28日に神奈川県川崎市で発生した小学生16人と男女2人の計18人が死傷する通り魔殺人事件などを踏まえ、もし、園に不審者が襲った来た時の対応や心構えなどを「さすまた」を使って実戦さながらに訓練を行いました。

その後は、昨年7月、この地域を襲った西日本豪雨災害について、園職員が自らの問題として考えるミニワークショップ(時間がなく…)方式で研修を進め、様々な想定をするなかでまず第一に自分の命をどう確保するのか、そして、お預かりしている子どもたちの命をどのようにして守るのか、さらに保育施設としてどのような対応ができるのか、可能なのかなのかなどを考える内容で、この地域にある保育施設としての重要性を再認識する有意義なものとなりました。

昨年の豪雨災害では、当園の園長はじめ保育職員数名の自宅や車が、また、園児の自宅なども被害にあった中で、今後起こりうる可能性がある災害や事件・事故について、職員皆が危機管理について学ぶことができる良い機会となり、万が一そういった事態に遭遇したとしても、最低限「命を守る行動」がとれるよう、身をもって取り組むことが重要だと考えているところです。

こういった取り組みは単発的な取り組みとするのではなく、常日頃から意識しながら継続的に実施していくことこそが今最も求められていることだと実感しているところです。